からすの母の徒然草

我が子の巣立ちは楽しみだけどちょっぴり切ないかな。空の巣症候群には決してならない。これから、我が家の第2ステージのスタート!

長男さんの礼服を揃えることに。

今週末は元々長男さんが帰宅する予定だった。

研究発表が一段落したし、実家名残惜しいし、光熱費、食費浮くし。というのが当初の理由。

 

そんな折、近しい親族が亡くなって、葬儀がこの土日に執り行われた。

夫と私だけ参列予定だったが、急きょ子供達もお参りさせていただくことに。

 

正月に私の実家に帰った際、「社会人になるんだから喪服揃えておくんだぞ。」と父に言われ、(正月早々縁起でもない)と、思って後回しににしていたが、偶然の帰省のタイミングで、慌てて買いに行くことになった。

親の言うことは聞いておくべきだったと反省。

 

葬儀はお通夜の前後のお食事から、告別式、斎場、骨上げまでフルセットで経験することに。

喪主のお孫さんとは小中学校の同級生だったので、子供達にとって久々の再会。

新成人2人と大学入学決定者と高校入学決定者。

追悼のお膳の席で、新成人2人に酒を進め、進路の決まった2人に抱負を語らす。

若者同士は近況報告。

みんな赤ちゃんだったのにねぇ。立派になって。と。

高齢の親族の中で4人の若者は明るい未来の心の支えとなり、悲しみを癒す存在となる。

 

北海道と本州では葬儀の作法も違うらしい。

けど、

このタイミングで一通り葬儀を経験したこと。

親族と顔合わせできたこと。

一つ成長の糧となったに違いない。

そして、縁の不思議を感じた週末でした。